【TakeMe People】社員インタビュー 関西を支える営業マン
山中 直也
TakeMe株式会社
ビジネス部門 クライアントデベロップメント
2018年入社
TakeMeと出会う前
僕は大阪市内の下町情緒溢れる街で4人兄弟の2番目として生まれ育ちました。
小さな頃からとにかくやんちゃで活発、体力有り余る元気な子供でした。
ふたつ上の兄の影響でバスケをはじめ、有り余る体力をすべてそこに費やしたと言っても過言ではありません。
試合の展開が早く、攻守が切り替わるタイミングが多いバスケは自分の性格に合っており、小学校、そして中学でもキャプテンを務めました。
しかし、負けず嫌いで自分が1番でいないと気が済まない性格は、次第に周りと衝突することが多くなり、孤立。
そんな時に変わるきっかけをくれたのは、幼いころから共にバスケをしてきた仲間たちでした。チームとうまくいかず、監督に練習すら参加させてもらえなかった僕に、彼らは練習後に毎日会いに来て励ましてくれました。
キャプテンとして苦しい思いもたくさんしましたが、自分が1番である必要はなく、メンバーそれぞれの強みや個性を認めることの大切さを学び、いかに周りに支えられていたのかに気づくことができた貴重な時間でした。
高校へ進学し、当たり前のようにバスケを続けると思っていた矢先、腰の怪我に見舞われました。思うようなプレーが一切できなくなり、長いリハビリ生活。悩みに悩んだ末、8年間続けたバスケを辞めることにしました。
それまでバスケの世界しか見てこなかった僕は、まるで燃え尽き症候群のようになり、何をやっても満たされない、虚しい、悲しい、先の見えない暗闇にいるようでした。
やんちゃな友達とつるむようになり、今までの自分が嘘のように遊びまわり、悪さもし、家族にはたくさん心配をかけました。
結局バスケに戻ることはなく、大阪にある私立大学へ進学。経済の勉強をしようと社会学部へ入学しました。
しかし間もなくして両親が離婚。まだ中学・高校へ通う妹がいた僕は、働いて母を支えるべきか、それともこのまま大学に通い続けるべきか悩んだ結果、1年の終わりに大学を中退。働くことを決めました。
20歳で社会人になった僕は、ウイスキーが好きな友達の影響で市内にある老舗のバーで5年間修業をしました。
年配のお客様が多く、それぞれが表からは見えない悲しさや悩みを抱えながら生きていることを身を以て知り、一人の人間としてとても成長させてもらうことができたと思います。
しかし次第に、昼夜逆転の生活に社会から疎外されているような気持ちを抱き始め、企業で働くという大きな一歩を25歳の時に踏み出しました。
食べログの広告代理店営業を経て、訪日観光客に日本を通じて「人生に残る思い出をプレゼントする」というビジョンを掲げる訪日旅行に特化したベンチャー企業のフリープラスに入社。ウェブマーケティング部に配属され、SEOの無形商材を販売する法人営業を担当しました。急成長していた会社では、一人に任される裁量権が大きく、営業の責任者として2年目からアルバイト含んだ20名弱のチームを率いました。業務管理や部下を指導しながら、自らがプレイングマネジャーとして働き、個性強いチームのマネージメントに苦戦もしましたが、周りに支えられたこともあり3年目にはチームで営業利益史上トップの成績をおさめることに成功しました。
TakeMeへ入社したきっかけ
3年が経った頃、営業のイロハを教えてくださった上司が独立。それと同時に上司が立ち上げてきた配属部門が事業譲渡されることとなり、転職を考えるようになりました。
その時に声をかけてくださったのが、日本美食(現TakeMe)の社長、董さんでした。当時の僕は日本美食の代理店営業として動いていたこともあり、大阪進出を検討していた董さんの目に留まったのです。慣れ親しんだウェブ業界から新しいキャッシュレス業界へ、しかもその頃の日本美食は創業2年目のTHEベンチャー!
20代後半の自分にとってはキャリアを積むうえでの大きな分かれ道ということもあり、不安がなかったといえば嘘になります。しかも大阪オフィスには自分ひとり。しかし、社長の飾らない人柄と仕事にかける情熱、そしてインバウンドとキャッシュレスという今後成長が間違いない分野への挑戦心が最終的な決め手となりました。
TakeMeでこれからやりたいこと
現在はビジネス部門でクライアントデベロップメントを担当しています。TakeMe Pay、 伝票QR等のバリューアドサービスの拡販が主な任務です。わが社はお客様の声に合わせてプロダクト開発をしているので、結果が出るまでに時間を要しますが、最後まで諦めずに挑戦し続けることが大切だと考えています。お客様の声に耳を傾けながら開発と改善を繰り返し、素晴らしい製品を完成させて世の中に広めたい。それが僕がTakeMeで働き続ける理由です。
また、様々なバックグラウンドを持つ社員ひとりひとりと互いにリスペクトしながら信頼関係を築き、よりよい企業カルチャーを作っていきたいと願っています。
最後に、自分自身が世界でも通用する人材になれるよう中国語を勉強しています。来る日も来る日もバスケに打ち込んでいた僕がTakeMeに出会い、新しい目標を見つけることができました。自分が成長することでこれから大きくなる会社の成長にも貢献したいと思っています。
Interviewer: Masako Nishimori (HR)
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